今回は、速読甲子園という速読日本一を決める大会で優秀賞(1位)を獲得した速読のプロが教える技術を紹介したいと思います。
○ こんな方におすすめ!
- もっと速く読書ができるようになりたい
- 効率的な読書の方法を知りたい
- 読書はするけど、なかなか行動に移せない
- 効率的に仕事などで使える知識を得たい
1)速く読む癖をつける
2)考える余裕のないくらい速く見る
3)頭に残っている言葉を書き出す
4)閃きから想像、行動につなげる
1、速く読む癖をつける
まず、本を読むとなると、じっくりと時間をかけて一言一句頭に入れよう!としがちですが、、、
それは間違いです!
読んだ直前はある程度なら書かれていたことを思い出せると思います。しかし、じっくり時間をかけて読んでも、全体的に理解できるかと言われてみればそうではありません。
読書の速度と頭に残る情報量は関係ないということです。
つまり、速く読んだ方が効率的ということです!
「忘れる前に読み返す = 忘れない」なら速く読んだ方が何度も読み返せるので、頭に残る情報量は増える。
「あれ、さっき何書いてあったけ?」「個々の部分共感できるからしっかり覚えよう!」はやめて、とにかく流し読みでいいので読み切る癖をつけましょう。
なので、「自分だったらどうしよう?」など考え込んでしまうのは無駄な時間と割り切り、読みすすめることに集中しましょう!
書いてあることにとらわれるのではなく、まずは読み切ってみるということが重要です!
なんて書いてあったけなーと思ってももう一度読み直せばいいのです。
2、考える余裕がないくらい速く見る
読み切る上で意識してもらいたいことが2つあります!
1つ目は、普段より速いペースで読むことです!
理想は、1ページ10秒のペースですが、
まずは、普段読んでいるスピードよりも少し速く読む意識をもって読むだけで十分です。
少しでも速く読む意識をもつことで、途中で考え込んでしまうことをなくせます。当然ですが、考えてしまうと読むペースが遅くなってしまうからです。
意識してもらいたいこと2つ目は、
「読む」のではなく、「視界に文字を入れる」ということです!
簡単に言うと、イラストを見るような感覚です。なぞり読みから見て理解するに切り替えるだけでも読むスピードは速くなります
なので、文章を黙読するのではなく、単語単語を捉えて行くようなイメージで「視界に文字を入れる」ということを意識してみましょう
3、頭に残っている文章を書き出す
読んで頭に残っている言葉やイメージを書き出して行きます。
最初は単語でも構いませんので、とにかく頭に残っているものを書き出していきましょう。
ポイントとしては、本に書いてある文章をそのまま書き出すのではなく、自分の言葉に置き換えて書き出します。こうすることで、アウトプットする際により、行動に移しやすくなるからです!
また、書き出す際には、パソコンやスマホに入力するのではなく、紙に書くようにします。手書きの方が言語処理に関連する脳の部位が活発に働くことが知られているからです。
4、閃きから想像、行動につなげる
自分なりの表現で書き出していく中で、自分の立場になって考えることで、実際に行動に移せるヒントが見えてきやすくなります。
そして、自分なりに「こうすればいいのか」と、閃いたことなども同じく忘れる前に書き出していくようにしましょう。
先程も言いましたが、自分自身が行動するイメージをより鮮明に描けることで、実際にアクションを起こしやすくなり、行動力を上げることにもつながります!
まとめ
いかがだったでしょう?速読のイメージはついたでしょうか?
読書から学べることはたくさんあります。
しかし、どうしても時間的制約がある社会人にとって、インプットからアウトプットにかける時間が重要になってきます。
ぜひ、今回紹介した速読の技術を実践していただき、ビジネスや普段の生活等に活かしていただけたら幸いです。
ありがとうございました!